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不動産売買・賃貸仲介業 年商2億円

従業員数16名

​経営診断によって抽出された課題

同社は大都市にある不動産売買・賃貸仲介業者であるが、社員が入社しても長くは続かず、残った社員も経験不足で、売り上げ不振に苦しんでいた。コンサルティング開始前の業績は、年商1億5千万円、営業利益100万円であった。同社の課題としては、早急に営業力を強化するとともに、退社社員をなくすための組織活性化であった。

実施した具体策

  • 同社の強みとしては中心繁華街の不動産情報に精通していたため、同地区の不動産仲介に徹底するという「勝てる場」を設定し、経営計画を作成・実行した。

  • 経験の浅い営業パーソンが大半であったため、セールトーク強化のためのロールプレーイングやチラシ作成研修を継続的に行い、営業力を強化するとともに、社員のモチベーションアップをはかり、社員の退社を防止した。さらに、計画的に行動計画を立て、訪問量とチラシ配布件数を増やすために、行動計画表を作成し、それに基づき訪問・チラシ配布をすることを徹底した。

  • 社員の業績達成意識を向上させるために、会社の損益をオープンにし、予算実績管理を徹底した。

  • 以上の諸施策の実行をはかり社員満足を高めるために、人事評価制度を導入し賃金制度を改善した。

実施後の効果

コンサルティング前の業績が、年商1億5千万円、営業利益100万円であったが、1年後には年商2億円営業利益2,500万円にV字回復した。

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