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 ガソリンスタンド 年商4億4千万円

従業員数15名

​経営診断によって抽出された課題

コンサルティング前は、4期連続営業利益が赤字であった。経営陣は社長、専務が兄弟で不仲であったため、組織として機能不全状態であった。そのため、会社としての機能を回復させ、人材の育成を図るとともに、「勝てる場」を構築し業績改善のためのビジネスモデルを構築する事が急務であった。

実施した具体策

  • 同社の施設は、ガソリンスタンド、整備工場、鈑金工場が1つの場所に集結しており、近隣のライバル他社では、そのような1か所に集中する設備はなかった。このような強みである総合力を活かしたビジネスモデルを構築し、会員制度でお客様に利点を提供し、ワンストップでサービスを供給できる体制を推進した。

  • 経営陣の相互協力を進めるため、お互いの役割分担を明確にし組織運営を行った。また、各部門の中間管理職をリーダーとする部門別会議体制を構築し、中間管理職を育成した。

  • 上記の活動を実効あるものとするために、月々の予実績管理を徹底させた。

  • 以上の結果、各部門の生産性が向上した。特に、鈑金部門の生産性が向上し、部門の粗利益が月平均150万円から230万円に改善した。

実施後の効果

コンサルティング実施時は経常利益が8百万円の赤字であったが、1年目で3百万円の黒字経営に転換でき、その後も7年連続黒字経営が続いている。

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